今日のテーマは、仕事を教える。
仕事でもなんでもそうですが、自分でやるのはとても簡単なのに、人に教えるのって難しい事ってありますよね?
あ~だ!こ~だ!って言ってる内に、自分でやった方が早い。なんて思ったり。
でもそれじゃ教える事になりませんし、人を育てる事にも繋がりません。
どうしたら上手く教えられるようになるのか。教わる側の心構えはもちろんですが、教わる側だけでなく、教える側も、どうすれば伝わるのか考える必要があると思います。
そこで参考迄にですが、自分が今までの経験の中でこうしたらら上手く行った、こんな教え方していませんか?というのいをまとめてみました。ご参考になれば嬉しく思います。
押し付けはNG
ああやれば良い、こうやれば良い。分かっている側から一方的に押し付けるようにではあまり伝わりません。
この時点で、何故出来ないのか。何回も言っているのに。と叱るようであれば、教わる側もめげてしまいます。モチベーションの低下は避けられません。
細かい説明をしないで教えた気になっている場面と言うのは結構あります。教わる側が出来ないのは、教えている自分が悪い。そういう想いを持ちで、教え方を今一度見直してみましょう。
目的を把握させる。
何の為に学ばせるのか、何を出来るようになるか、学ぶ目的を先に説明する。
なんでもそうですが、ゴールが分からずに進むと言うのは辛いものではありませんか?
もちろん仕事の為と言うのは分かっても、何の仕事の為なのか、何の仕事が出来るようになるのか、最終的にはどこにたどり着くのかを説明する必要があります。
全体像を把握しておくと教わる側としても、どこに向かっているのか分かるので前へと進みやすいと思います。
学ぶ中でも今は目的の途中のどの辺にいるのか言ってあげると良いでしょう。
相手の状況を理解する。
何故出来ないのか、相手の現状を教える側が理解しなければいけませんし、それに合わせて説明を用意します。
状況を理解する事が出来れば、分からない部分を重点的に教えられます。
パソコンを触った事がない人とパソコン歴5年の人ではそもそもスタートも違います。
両者に同じ事を言っても、コピペって何?っていう所から教えなければいけない可能性もありますからね。
この例は極端ですが、そう言った背景状況というのも理解しなければいけません。
状況によって教え方を変える。こういった事も必要ではないでしょうか。
分かったフリで終わってしまう恐れもあります。
『前に教えたよね?』『はい…』と言う状況に陥りがちです。
これが一番いけないパターンだと思うんですよね。
こうならない為にも相手に合わせて教える事は重要です。
状況に合わせて教える事が出来ないのであれば、内容を文字に起こして配った方が早いと思います。みんな同じ内容のテキストを渡しているのに、出来る人と出来ない人に別れるのは、教わる側の方が悪いと言う判断がつくからです。
しかし、これでは説明であって、教える事を放棄しているのと同じです。
諦めずに根気よくと言う気持ちも教える側にとっては大事になりますね。
教えたつもりになってないか
教える側からすれば言ったつもりになることもあります。ある言葉に内容的に含みがあると勝手に認識してしまう事があるからです。
相手はその部分は汲みとってくれるだろうとか、それは言ったつもりと思っても伝わっていない時があります。ましてや、教えるとは程遠いです。
もしかしたら教える側が重要な事を漏らしている可能性というのもあります。
分かる人からすれば、そこは分かるだろうと思っていても、相手が分からない場合と言うのは多々ある事です。
たった1つの事が抜けているだけで、理解を遅らせてしまう事もあります。逆を言えばその1つで理解を進める事も出来ると言う事です。
教える側も初心に戻り、一緒に学ぶつもりで、しっかりと基本を抑えて説明を出来るようにする。
実際にやってもらう
ひと通り教えて頭では理解出来ていても、実際にやると出来ない場合もあります。
実際にやると、何が出来ないのか、何がイマイチ分かっていないのかが、より明確になってきます。そういう部分が出て来たら、その場で重点的に分かるように教える。
ちゃんと出来ている部分を褒めてあげるのも大事ですね。
理解と実際の行動と言うのを覚えてもらわないと、本番の時に困る事になります。
最後に
まだまだ教え方と言うのは色々とあるでしょうし、もっといい方法もあるかも知れません。
それは、私自身も学ばなければいけない事です。
やはり教えるからには、相手には立派に成長してほしいですからね。
一言で教えると言ってもこれだけ大変な事です。説明や言うだけでは教える事とは違うと感じます。やはり教えると言うのは相手が理解出来るようになる。そこまでが教えると言う1つの答えなのではないでしょうか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます!カンシャ!