今回はブログの方向性を示す根本的な話となります。
コンテンツを作る際に受動的コンテンツなのか能動的コンテンツなのかを理解する事によって、自分のブログの存在というのも分かって来ます。
まだ意識をした事がないという人の参考になればと思っています。
受動的と能動的
まず、受動的と能動的って何?という所を説明していきます。
受動的というのは
「自分の意志からでなく、他に動かされてするさま。」
能動的というのは
「自分から他へはたらきかけるさま。」
簡単に言えば、「自分からする(能動的)のか相手からする(受動的)のか。」
自分から見ると、コンテンツを作ると言うことは自分からしているわけですから、能動的といえます。
しかし、見る側(ユーザー)からするとどうかを考えてみましょう。
まずは映画を1つの例として見てみましょう。
テレビで放送している映画を見るのは受動的です。
放送として流れている映画を見るのであって、私はこれをみたいと思って意識的に見ているよりも、毎週金曜ロードショーを見るという感じ。
映画館に映画を見に行く。
この映画が見たいと思って自分の意思で時間を調べて映画館に向かっていく感じですね。
一般の生活でいう受動的と能動的な違いはこのようになります。
コンテンツでの受動的と能動的な違い。
それではコンテンツでの受動的と能動的な違いとはなにか。
能動的。
ユーザーが自らの意思で探し出して見る事となります。いわゆる検索流入ユーザーです。
受動的。
流れてきた情報を見る事になります。SNSやキュレーションからの流入ユーザーです。
大きく分けると上記のようになります。
コンテンツを作る側からすると、
能動的なコンテンツ制作
ユーザーを想像し答えを書いておく事です。ユーザーが探し出すことが出来る状態を作り、サイトに導く方法ですね。コンテンツSEOの基本概念とも言えます。
受動的なコンテンツ制作
こういうのあるけど知ってる?みたいな感じの状態ですね。基本的にはユーザーに対しての発信型となります。いわゆるシェアやバズ型ですね。
このどちらの方が良いとか正しいと言うことではありません。今回の記事で書いているのはブログやコンテンツを作る上であなたはどちらの方向なのかを知る事です。
理想のコンテンツは
一番良いのは能動的であり受動的なコンテンツでしょう。バズも起こし、SEOでも検索上位を取れる。これが一番の理想です。
書くと簡単に聞こえるかもしれませんが、これは中々難しい事です。
どっちつかずになってしっては本末転倒。中途半端なコンテンツとなってしまいます。
また、バズが起きなかったからと言って検索結果の上位を取れない訳ではありません。
ただし、SEOで上位に検索されるようにならなければ、後からバズが起こると言うのは難しくなります。ユーザーが見つける術がありません。
最初はユーザーにとって受動的なコンテンツを作り、その後に能動的なコンテンツにリライトすると言う方法もあります。
この辺はまたまとめて書いて行こうと思っています。
最後に
野に咲く綺麗な花を見に行く。咲いている花が自然と目に入ってくる。どちらも花には違いありません。どちらにしても、目に止めてもらうようにいかに綺麗に咲き誇るのか。
そういう根本を忘れずにコンテンツを作る事が、成功につながる第一歩ではないでしょうか。
あなたの書く記事と言うのは能動的でしょうか受動的でしょうか?
方向性を理解する事で自分の作るコンテンツの目的と言うのも明確となってきます。
是非一度考えてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただきありがとう御座います。感謝。