先日書いた記事では不完全な所で終わってしまいましたので、改めて完全版の記事を投稿させていただきました。
東京都北区赤羽出身の私がカメラ片手に赤羽の街を歩いてきたレポート。ディープな街の今と昔。
東京都北区赤羽は東京の北。埼玉との境に位置する街です。都会とは違い、用事が無ければ中々行く事がない街。デートには使えない街。乗り換えで使用するけど降りた事はない。東京在住でもそのような人が多くいます。
池袋からは三駅程の距離で、埼京線、京浜東北線。高崎線、宇都宮線、湘南新宿ライン。そして東京メトロ南北線が乗り入れ、交通の便はかなり良い。
最近では「山田孝之の東京都北区赤羽」の放映もあり、さらに注目を集める赤羽。
スランプに陥った山田孝之が赤羽の珍住人との交流を重ね再起を目指すと言うドキュメンタリー風ドラマ。赤羽在住の清野とおるさんの漫画、『ウヒョッ!東京都北区赤羽』を題材にしている。
また、林家ペーパー夫妻在住。エレファントカシマシの出身地。2ちゃんねるのひろゆき氏が住んでいた。等々。ディープな街赤羽として、いろんな意味で話題です。
私はそんな街赤羽で生まれ育ちました。私自身も赤羽が大好きです。そこで、時間も少し出来たので赤羽の街を改めて歩いてみようと思いました。
思い立ったが吉日企画なので、これがない!あれがない!と言う事もあるかも知れませんが最後まで読んでいただければ嬉しいです。
赤羽の本屋さんではこんな特集コーナーをよく見かけます。赤羽の人は赤羽が大好きです(皆かは分かりませんが)
赤羽といえば、やはり多くの飲食店があります。今ではチェーン店等も数多く存在しますが、その中でも昔ながらの飲食店を中心に回ってみようかと思っています。
前置きはこの位にして、それではスタートです。
まずは赤羽駅東口。結構大きな駅です。迷う程ではないですが、駅の中にはエキュートも入っています。飲食店や雑貨屋さん服屋さんもあります。舎鈴と言うラーメン屋さんも入っており、エキナカなのに行列が出来る事もあります。
今では線路が二階に上がり、西口の方に通り抜け出来ますが、昔は踏切があり、「開かずの踏切」と恐れられていました。
その向かい側はこんな感じです。この辺りはチェーン店が数多く店を構えています。手前の看板に書いてある馬鹿祭りは赤羽最大のお祭り。昔よりはこじんまりとしてしまいましたが。
直進はせずに左に曲がるり少し進むと、1番街の入り口があります。ここは赤羽の中でもかなりのディープスポット。1番街の上のマスコットの名前はあいちゃん。赤羽なので赤い羽を付けているのでしょうか(笑)
1番街を中に入り少し進み路地に入ると、知る人ぞ知る飲み屋横町、OK横町があります。何故OK横町なのでしょうか。ここも入れ替わりがあるようですが、昔ながらのお店が数多くあります。好きな人にはたまらない風情があります。
多くの店先に「山田孝之の東京都北区赤羽」のポスターが貼ってありました。
OK横町を抜けると、そこには明店街があります。定休日でシャッターの閉まっている手前のお店は、孤独のグルメでも紹介されていたうなぎ屋さんの川栄があります。放映当時は行列も出来ていました。今でも混んでいてなかなか入れない。その奥には魚屋さんがあったのですが、今では飲食店のようです。
明店街の左横にあるのは
BOOWYのシャッターで有名な「元テムズ」があります。昔はCD屋さんだったのですが、一時期はカードショップのようになっていました。今はどうなっているのでしょうか。また訪れてみたいと思います。でも、看板が当時のままだったのでテンションが上がりました。
さてさて、元テムズさんを右に進みます。ここにあるのは、THE赤羽と言っても過言ではない、まるます家があります。いつ行っても繁盛しているお店です。撮影時は昼間だったのですが、満席で多くの人が飲んでいました。
まるます屋の角を右に見ると1番街の中。昔は商店が並んでいましたが今では飲食店が多く並んでいます。
反対の左側には1番街が続きますが、今回は直進します。ちなみにカクヤスの看板があるお店は昔ザ・プライスと言うディスカウントショップでした。
先に進むと、そこにあるのはシルクロード。いわゆるアーケードです。昔は商店等があり、少し前にはほとんどの店がシャッターを閉めていたのですが、飲み屋通りとして再生しています。昼間は閑散としていますが夜にはにぎわいを見せています。
そのシルクロードの手前にあるのが、こちらも有名なおでんやさんの丸健水産。先日NHKの番組、ドキュメント72時間でも取り上げられていました。こちらも昼間から飲んでいます。オリジナルの練り物全部美味しいのですが。私のオススメはんぺん。それと、日本酒をおでんの出汁で割る、出汁割りと言うのがけっこうイケると評判です。まだ試した事はないのですが、今度飲んでみようと思います。
シルクロードを抜けるとここにもここ数年で出来た飲み屋が沢山あります。少し先に進むと、うなぎ屋の老舗。埼玉家があります。赤羽がうなぎ屋さん多いです。
ここをまっすぐ進んでしまうと駅に戻ってしまうので、少し戻り右に曲がり進むと、喜楽坊があります。昔は長崎屋がありました。ここは昔ながらと言う訳ではありませんが、たまに行ったりするお店です。特にランチはオススメ。
その左の道を進むと、赤羽の子供達が大好きな(今の子供は分かりませんが)プラモデルショップのヤマナカがあります。他にも玉屋と言うおもちゃ屋さんがあったのですが今では飲食店になっています。
少し道は外れますが、先の信号を渡ると、ステーキのお店、COWBOYがあります。肉の固まりが食べたい時には迷わずにここへ。厚切りのステーキが食べられます。店の感じは荒そうですが、店員さん接客もしっかりしていて気持ち良いです。
先ほどのヤマナカ方面に戻り、少し進んで路地を入ると、セキネがあります。ここはシューマイと中華まんのみを扱うお店。(他にも細々した物は売ってるかも知れませんが)ちょっと小腹が空いたら、セキネの中華まんオススメです。
セキネを背に先に進むとMETSがあります。ただ赤羽の人はMETSと言っている人は聞いた事がありません(笑)本屋とTUTAYA。スポーツショップやゲーセン。飲食店等が入っています。昔はEPOと言う謎のファッションビルでした。
その向かいにが赤羽教会がみえます。結構大きいです。ここには教会と幼稚園があります。ドラマの撮影等にも何度か使われています。
そしてこちらにも商店街があります。昔と比べ、アーケードもだいぶ綺麗になっています。
脇道を入っても色々とお店があります。こちらは方は個人店やスナックが多数。
その一角にあるのが、カレー&キッチンりんりん。安くてボリュームがたっぷり。結構女性一人で食べにきている人もいます。
違う路地に入ると、スポーツショップのニュー・チャンプ。まだあったんだ。昔、ここでサッカーシューズやボールを購入していました。懐かしい。
その先にあるのが、手打ちらーめん満月。赤羽は結構ラーメン屋激戦区でもあります。有名店か個人店まで数多くのお店があります。それに昔のラーメン屋と言うのはやはり中華そば系のラーメン屋ばかりでしたが、こちらの満月では昔から中華っぽくないオリジナルの美味しいらーめんを食べさせてくれました。好みはあると思いますが、角煮らーめんがかなりオススメです。
私個人の思い出も含め、足早に撮影をしてきましたが、いかがでしたでしょうか?赤羽。都会のようにキレイな街ではありませんがとても魅力ある街です。少しは伝わったでしょうか?だとすれば嬉しい限りです。夜に行くとまた雰囲気が変わります。と言いますか、夜に撮影した方が良かったと個人的な反省もあります。
今回は割と有名な所を歩いたのですが、まだまだこんなものではありません。またまた時間があればカメラを片手に出かけていきたいと思います。もし、ここ今どうなってるの?なんて言うのがあればコメントやツイッターで連絡をしていただければ見に行ってきます。
簡単ですが今回行った場所の大体の目安マップを作りました。あえて、どこに何があるかは書いていませんが、もし赤羽に来る事があれば、このマップを片手に宝探しのように歩いてみてはどうでしょうか。
今回思ったのは、やっぱり私は赤羽が好きです。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝