SEO対策においてキーワードと言うのは極めて重要です。
2015年現在のSEO対策と呼ばれるものは、キーワードの選定と良質なコンテンツさえ整っていればほとんどのSEO対策は完了していると言っても過言ではありません。
キーワード選定は、ユーザーのニーズを捉える事となります。そしてコンテンツとは、キーワードに対してユーザーの答えをクリエイティブする事です。
キーワード選定は、最初に決めるべき事であり、最後に勝敗を分ける事と言えます。
それではどうしてキーワードがそんなに重要なのか。それを書いていきます。
※今回の記事でのキーワードは主題となるキーワードと言う意味で書いています。
キーワードの重要性
良質なコンテンツを作れば良い。ユーザーの為になりそうならば良い。確かにそれは大事ですが、そのコンテンツを求めている人がいなければ骨折り損のくたびれ儲けになってしまいます。
バズ狙いや個人で自由に作るコンテンツであればそれでも構いませんが、SEOやSEMを意識した場合にはそれでは失敗となってしまいます。流入先が違うという事は、当然やり方も違うわけです。
ユーザーはどんな答えを求めているのか。それを予測する事はSEOだけでなく、マーケティングにおいても重要な事です。SEOは単なる集客だけではなく、マーケティングの一環と言えるからです。
SEOはSEM(サーチエンジンマーケティング)の中に含まれます。つまり、正確にキーワード選定をすることは、最終目的に直結しやすくなると言うことです。
キーワード選定が適切であればあるほど、Googleや検索エンジンの検索結果として、求めているユーザーに対して、コンテンツが表示されやすくなります。
それではどんなキーワードを選定すればいいのか。それを次の項に書いていきます。
キーワードは需要が多いものを選ぶ
実際にキーワード選定をして検索エンジンでも上位に表示されるようになった。
しかし、なぜか検索流入が増えません。それはなぜでしょうか?
答えは、選定したキーワードを検索する人がいない、または少ないからです。選定したキーワードに需要がないとも言えます。
どんな良質な記事を書いても、検索する人がいなければ検索結果にも表示をされませんよね。例えるなら、誰も来るはずにない無人島にこだわりの美味しいレストランを作るようなものです。
この需要を自ら増やすと言うのはとても大変な事ですね。1からマーケティングをするのであれば挑む楽しみと言うのはあると思いますが。
あえてここに挑戦をするなら、バズ狙いをして自分で需要を作り出す方が向いているでしょう。それか幅を持たせる方法等もありますが、今回はキーワードの話なのでまたいずれ。
一ヶ月に一人か二人でも来てくれれば良いと言うのであれば話は別ですが、多くの人に検索して見つけてほしいと思うものです。
それには、まずはキーワード選定の段階でどの位の需要があるのかを調べる必要があります。検索量を調べる事である程度の需要を把握する事が出来ます。
実際に多くの人にアンケートしたり、聞いたりするのもいいかも知れませんが、検索量を調べるツールもあります。
同じキーワードであっても書き方の違いで結果の差が出る事もあります。正しい表記でない場合の方が検索量がある場合もあります。
キーワードを選定したら将来性についても調べます。更にはロングテールを探す為にキーワードの周辺のキーワードを調べます。この辺もツールを使って調べる事が出来ます。大変そうに聞こえるかもしれませんが、慣れてしまえば結構楽ですし、楽しいです。
この辺は、また次回書こうと思っています。
おまけ
たまにですが、検索需要が少ないものをロングテールと間違えている人もいますが、それは違います。ロングテールは主となるキーワードにしっかりと検索需要がある所を狙います。
ロングテールは検索数が少なくても確実に検索需要があるキーワードを狙う事です。
主となるキーワードに需要がなければ、そのキーワードのロングテールにも需要はありません。
それと、検索結果ページの上部に、約 645,000,000 件のように表示されていますが、この件数が多ければ凄いと言うことでもありません。この中で一番になっても、検索する人がいなければ来訪するユーザーもいないと言うことです。
この辺は勘違いしてしまう人が多いようなので書いておきました。
最後に
しっかりと検索需要があるキーワードを選定すると言うことが検索流入を増やす第一歩になります。
もちろん需要があるということは競合も増える訳ですが、そこはコンテンツあったり、それこそロングテールであったりと、戦略やユーザーの為になるコンテンツ制作で上位を目指していきます。
今回もテクニックというよりもその前段階の考え方の部分になります。
SEOと言うのは何か。キーワードを決めるのはなぜか。テクニック云々の前に覚えておいても損はないはずです。
この記事が役立つ情報となれば嬉しい限りです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。感謝。