これから書くのはある種の推測にしか過ぎませんが、今年は大きな動きがあるのではないかと、私は考えています。最近のSEOで影響が大きいと考えられているのが、2011年にGoogleより、パンダ・アップデート、ペンギンアップデート。
パイレーツアップデートもありましたね。
- パンダは「質」のアルゴリズム
- ペンギンは「被リンク」のアルゴリズム
- パイレーツは「著作権侵害」のアルゴリズム
ベニスやピジョンのように、地域性に強いアルゴリズムも適用されてきています。ペイデイローンやページレイアウトアルゴリズムもありましたね。
これらのアルゴリズムの登場によって、より使いやすくなったGoogle検索。
2015年はどうなるのでしょうか。
モバイル フレンドリー
私が言うまでもなく、4月21日からは、「モバイル フレンドリー」が正式に発動してきます。
これは、モバイル(スマホ)に表示対応をしているかです。この影響と言うのはパンダやペンギンよりも大きいのではないかと、多くの人が言っています。
ですが、もし、この影響が大きいという事になれば、古くに作成された良ページと言うのは淘汰される事になってしまうのか。と言うのも考えられますよね。
もちろんモバイルフレンドリーに対応すれば問題はないと思うのですが、その術を知らないページが上位から外されていくのか。
よく見るサイトがあるのですが、結構なビッグワードで検索表示1位になっています。しかし、そのサイトではまだモバイルフレンドリーアップデートには対応をしていません。
こういう場合もあると思うのですが、「モバイル フレンドリー」の影響はどう出るのでしょうか。
私自身の考えとしては、急に影響が出るとは思えない部分もあります。長い目で見れば対応は必要だと思いますが。
コンテキスト
私が考えているのは、「モバイル フレンドリー」よりも大きな影響のアップデートがあるのではないのか。と言うことです。
アップデートといいますか、新規のアルゴリズムではなく、既存のアルゴリズムのアップデートです。
パンダやペンギンはもう少し絞り込んでくると思いますし、2013年に行われた、ハミングバードアルゴリズムがいよいよ本格的に動き出しているのではないかと考えています。
ハミングバード適用当時には、あまり検索順位には関係がないというように言われていましたが、これから徐々に適用されてくるのではないか。そして、この適用がSEOに大きな影響を及ぼすのではないかと。
私自身もハミングバード対策を取り入れているのですが、徐々に検索結果に出始めてきているように感じています。検索結果だけでなく、SNS等の共有にもコンテキストの効果はあると思います。
昨日の「Googleアナリティクスの見方」の記事でも、背景や思いがあったからこそ多くの方にシェアをしていただけたのだと思っています。
こういう事から、なぜなのかを考察したり、感じとったりする力もマーケットでは必要になりますね。ただ「???」と思うだけでは取り残されてしまいます。
ハミングバード対策とは何?
昨年辺りからコンテキストと言う言葉を多く耳にする事があるのではないでしょうか?このコンテキストこそが、ハミングバードアルゴリズムの根底だと思うのです。
コンテキストSEOは、コンテンツSEOの一貫ではないのかと言う人もいますし、別物だという人もいます。しかし、コンテキストと言う部分が、さらにクローズアップされてくるのではないか。重要要素の一つとなると考えています。
そしてこれから、より大きな力を持ってくるのではないでしょうか。
最後に
この記事は、今後のSEOはこれをやれ!と言う記事ではありません、私が思うSEOのこれからと言う内容です。
これからの三年間と言うのはSEOにとって、次の時代になるのではと思っているんですね。他にも細々した所ではあるのですが、実際に三年後がどうなっているのかを楽しみにしたいですね。
また、今回はコンテキストSEOとはなんぞや?までは触れられなかったのですが、それはまた今度触れていきます。
モバイル フレンドリーやコンテンツSEO、コンテキストSEOにしても、やはりユーザーファーストかどうかと言う事でしょう。これはGoogleの理念の一つでもありますからね。
ビジネスでもSEOでも同じです。お客様のために。すべてはそこに尽きるのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝